「ブランドを焼き付ける」 名刺は本来、インクを'のせる'もの。それをあえてレーザーで素材そのものに焼き込むことで、消えず・戻せない刻印としました。Personhoodというブランド名の通り、取り繕えない世界観をそのまま一枚に定着させました。
手描きのレタリングで組んだ 'PERSON/HOOD'。整った書体ではなく、あえて歪みや揺らぎを残すことで、ブランドの生々しさと体温を宿しました。'D'の脇には、タトゥーフラッシュを思わせるコウモリのイラストを添え、ロゴ全体に物語性と毒気を差し込んでいます。イラストはマッチロ氏によるもの。
用紙は、メタリックな輝きを放つ「ハイピカ」で漆黒の「まくろ」(OKAC)を挟み込み、3枚を貼り合わせた合紙仕様。ロゴと文字はインクではなくレーザーで焼き付け、銀の表層を焦がすことで、印刷では出せない陰影と質感を生み出しました。断面からは、挟み込んだ黒が層となって覗く。手に取った瞬間に、ブランドの世界観がそのまま伝わる一枚に仕上がりました。